※本記事内のデータはSSDの性能を保証するものではありません。
※本記事の読了目安時間は約3分です(約1600字)。
こんにちは、まゆげと申します。
本日はSSDを紹介したいと思います。結論としては、SSDを使うことでロード時間が平均で16.1%減少(最小8.2%―最大30.0%)するので悪くないです!という記事です。
雛鳥レベルの知識で前置き
HDDとSSDについて
誤解を承知で言いますが、HDDは、ビデオテープ+ビデオデッキ、SSDはUSBメモリみたいなものです。前者は、ビデオテープ(記憶しているモノ)とビデオデッキ(記憶を読み取るモノ)で構成されています。つまり、記憶を読み取るのに物理的な機構(回転体)が必要です。それに対し、SSDやUSBメモリは、通電することで記憶を読み取るので、くるくる回る機構がいりません。それにより、SSDは読み込みが速い特徴があります。へー。
SSDを換装するか外付けにするか
SSDを導入するにあたり、換装と外付けのどちらを選ぶべきかはPS4かPS4proで異なります。PS4とPS4proで内蔵SSDのデータ転送規格が異なるためです。
・PS4 換装時は【SATA2.0】 外付け時は【USB3.0】
・PS4pro 換装時は【SATA3.0】 外付け時は【USB3.0】
ここで、それぞれの規格の転送速度は以下のようになっています。
【SATA3.0】>【USB3.0】>【SATA2.0】
つまり、それぞれのPS4で、一番早い転送規格を使えるようにして外付けか換装かを選ぶと、標準PS4の場合は外付け、PS4proの場合は換装が望ましいことになります。
本記事では、標準PS4+SSD(外付け)の組み合わせについて取り扱います。
検証
目的
SSDを外付けすることでロード時間がどれだけ減少するか?を見極めます。
方法
実験対象と測定時間区間は以下の通りです。
・閃の軌跡Ⅲ
①起動してからタイトルの音楽が流れるまでの時間
②任意のデータをロードし、BGMが流れるまでの時間
・ストリートファイター5 AE
①起動してからメインメニューの音楽が流れるまでの時間
②トレーニングモードを起動してからステージセレクトの音楽が流れるまでの時間
・デビルメイクライ5
①起動してからネロの義手と共にSEが流れるまでの時間
②タイトル画面でコンティニューを選択してから、メインメニューの音楽が流れるまでの時間
測定方法
用いたSSDはこちら。
計測器はスマホのストップウォッチ(なんとコンマ1秒まで測れる)で、全て一人で手動で操作しています。
PSコントローラーのボタンを押すのと同時にストップウォッチをえいやと押して、目的のBGMもしくはSEが流れた瞬間にストップウォッチを止めます。
という感じで超精密に測定しています。
結果
思ったよりはっきりと違いが出ました。SSD有にした方が確実に速くなるということが言えるのは大きいですね。
そして約16%のロード時間減。これは実際のところどうでしょうか。
50秒のロード時間が42秒に、10秒のロード時間が8.4秒になるということです。
あ、そんなもん?ビミョーだなぁという印象を持たれた方も多いと思います。
ですが、例えば100m走を10秒の人と8.4秒が走ったとしたら、8.4秒の人は超速く感じると思いませんか。
しかし、やはりゲームと100m走では感じ方が異なります。劇的かと言われるとうーんとなるのが正直なところです。ですが、やはり明らかに速くなった!ということはわかります。そんな感じです。
まとめ
劇的に改善!とまではいきませんが明らかに速くなります。HDDの最小値よりもSSDの最大値の方が速いという結果には安心しました。また、今回の結果は極々一部の結果ですので、ソフトやSSDの種類によって結果は変わってくると思います。
あと、単純にSSDの容量分記録領域が増えるのはいいですね。よく起動するゲームはSSDに入れて、あまり起動しなかったりロード時間がそこまで気にならないゲームは本体HDDというように住み分けできます。
私が買ったSSDはこちら。ケーブルは付属しません。ケーブルを持っていない人はケースをおすすめします。
ケースはこちら。ケーブルもついてきます。