※2019年7月現在のバージョンを元に作成したデータです。
こんにちは、まゆげと申します。
以前、怒りシステムの恩恵を受けているのは誰だランキングを作成しました。今回は、キャラの攻撃力に着目してランキングを作成してみたいと思います。
それではいってみましょう。
キャラランキング[火力編]
このランキングは、キャラの強さそのものではなく、キャラの攻撃力がどの水準にあるかを示します。もちろんそれはキャラの強さにも大きく寄与するので、キャラの強さの一端を示しているのは間違いないと思います。
ランクは偏差値順で示しています(採点基準は後述)。ちょうど平均であれば偏差値は50ですので、50以上であれば他のキャラと同等以上の火力が出せ、50以下であれば比較的火力に乏しいということが言えます。
火力評価項目
ランキングは以下の表の数値に基づいています。各評価項目について説明します。
表の見方
数値は、防御倍率100%(覇王丸など)のキャラへのダメージ量です。
多段技は、フルヒットした時の合計値で示しています。
遠距離技がない場合は便宜上近距離技の数字を入力し、取り消し線で示しています(計算上の措置です)。
青字は各項目毎の最大値です。なお、素手攻撃はキャラによらず一律50なので色分けはしていません。
また、評価には直接関係ありませんが、太字は必殺技へキャンセルしてコンボになる技です。例えば、服部半蔵の近立中は必殺技へキャンセルできますが、コンボにはならないので太字にはなっていません。
背景黄色は地上から出せる中段技、背景緑は下段技となっています。
地上基本、飛び始動、前投げ始動、後ろ投げ始動の項目はコンボ火力となっています。レシピは以下を参照してください。
中段始動、下段始動についてのレシピは近いうちに公開します。
怒り状態で性能が変わる通常技(夜叉丸の強斬りなど)や、必殺技始動での火力は考慮されていません。よって、夜叉丸やガルフォード、レイシャンの強みは表れにくいかもしれません。
評価方法
表の数値をキャラ毎に全て合計してしまうと、相対的に値が小さい通常技は評価されにくくなってしまいます。
よって、ここでは、どの技も同価値であると考えて評価したいと思います。
まず、各項目毎の最大値を100点として換算します。例えば、覇王丸の近立弱は、
=100×30(覇王丸の近立弱のダメージ)÷40(近立弱の最大値(アースクェイクの近立弱))
=75
となります。
これにより45個の項目全てが同価値となります。全項目を計算したのが以下の表です。
さらに、各項目はその項目の重要度に応じた補正値を掛けてあげる必要があります。ここではある一定の能力があるか?ということを考慮して配点を決めたいと思います。そこで、各項目の点数に平均点/100を掛けることにより補正することとしました。それにより、他のキャラが出来ることが出来ない場合に点数が下がるような配点にしています。
各値を補正したのが以下の表です。
得られた値を基に偏差値を算出し、並べ替えたのが冒頭のランキングになります。
感想
幻十郎と覇王丸はやはり優秀?
幻十郎は怒りランキング2位に続き、火力ランキングでも見事2位です。基本的にどの状況からでも高い火力を出すことができます。特筆すべきは、幻十郎は、唯一地上中段からも下段からもコンボが行けることでしょうか。さらに武器飛ばしも入ります。
覇王丸はいずれの技も高い値であり、コンボ火力も安定して高いです。弱点としては下段からの火力が低いことはありますが、それ以外であれば高い威力の武器飛ばしが入ります。幻十郎もそうですが、武器飛ばしが最大の420でかつコンボに入れやすいというのは大きな武器であると言えそうです。
怒り1位のシャルロットは火力最下位
怒りランキング1位のシャルロットは火力ランキングではまさかの最下位となりました。基本的な攻撃力が低く、武器飛ばしの威力も平均以下でかつ投げからのリターンも少なく、中段や下段からのリターンも少ないことが原因であると思われます。
キャラ毎に大きな火力差がある
評価方法で述べたように、各項目はその項目の平均値を掛けることで補正しています。その意図は、各項目毎の価値を均等にし、かつキャラ間の性能に差があるかを見るためです。つまり、バランスが取れているか?というのを判断するための目安にもなると考えています。その結果は冒頭の通りで、キャラ毎に大きな差が見られました。
それでもやはりキャラの強さには直結しない
みんな大好き狂死郎は今回のランキングで6位、怒りランキングでは同率4位でした。これらのランキングがキャラの強さに直結するのであれば狂死郎は間違いなく強キャラでしょう。狂死郎は強キャラである。それに対しては多くの人が疑問を呈すると思います。キャラランクを考える上でやはりまだ考えなくてはいけないことがあります。
立ち回りについてどのように数値化して評価すべきかは考えあぐねているところですが、いずれまとめてみたいと思います。