まゆげのゲームレビュー

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【閃の軌跡Ⅳ】気になるテキストランキング <はは…さすが日本ファルコムらしいというか>

こんにちは、まゆげと申します。

突然ですが、ゲームをしていてテキストに違和感を持つことってありますか?
私はなかったんですよ、閃の軌跡に出会うまでは。

 

閃の軌跡シリーズのテキストは非常に独特です。独特と言っても、同じ単語や言い回しを多用しているだけですが。

 

言葉の多用が即マイナス評価に繋がるわけではありません。使い方の問題であると思います。

 

例えば、国民的ギャンブル漫画であるカイジでは、倒置法や体言止めを多用し、『僥倖』『とどのつまり』『悪魔的』などの特徴的な単語を多用します。さらにキャラ毎の差異はあまりありません。
気になる人は気になるかもしれませんが、シリアスな場面でもコミカルな場面でも相性が良く、カイジの世界にマッチした表現となっています。

 

閃の軌跡の場合、単純にボキャブラリー不足が目立つ反面、妙に難しい言葉が良く出てくるのでなんか癇に障ります。

 

Amazonのレビューとかを読んでいると、多くの人がテキストに不満を持っていることがわかります。


私も閃の軌跡シリーズの最大の問題点はテキストであると思っています。
テキストを少し改善するだけで評価がプラス1~2されてもおかしくないレベルです。
これは閃の軌跡をⅠからⅢまでプレイしてきて強く思ったことでした。

 

と同時に、閃の軌跡Ⅳはどの程度同じ単語や言い回しが存在するのか?と興味が出たので、プレイしながら気になった語句をカウントしてみることにしました。


というわけで
閃の軌跡Ⅳ 気になるテキストBEST20

いってみましょう。

 

みんなの気になるテキストは何位かな??

※全ての人に話しかけたりして集計したわけではなく、なりのプレイで気が付いたらカウントって形で集計しています。なのでご参考までに。

 

17位タイ  冥利に尽きる 3回

Ⅲでは教官冥利に尽きまくっていた気がしたのですが、今作ではそうでもない様子。

 

17位タイ  言い得て妙 3回

言い得て妙

意外と少なかったですね。言うほど言い得て妙ではないことが多い。

 

17位タイ  子細 3回

序盤に短いスパンで登場し、今作は子細推しか?とわくわくしたものの全く伸びませんでした。

 

17位タイ  重畳 3回

これも前作までは出てこなかったワードだと思います。確かロゼが使ってました。ここに挙げてる中では違和感少ないほうです。ただ、話し言葉としてはあまり使わないとか?あと登場回数3回というのは、数字以上に多く感じます。

 

13位タイ  後顧の憂い 4回

後顧の憂い

リィンが数回使っていたと思います。たしかヨシュアも使ってましたね。シンプルに心配と言った方がいいと思います。

 

13位タイ  殊勝 4回

殊勝

これもカウントすると意外と少なくて驚きです。

 

13位タイ  薫陶 4回

薫陶

なんと前作で猛威を振るった薫陶がまったく伸びず。散々言われたので控えたのか、それともライターが飽きたのか。次作での復権に期待したいところです。

 

誤った薫陶の使い方
誤った薫陶の使い方をしています。(オリビエの茶目っ気に対して言っていたので皮肉っぽい言い方です。)

 

13位タイ  久闊を叙する 4回

久闊を叙する

期待のニューカマーです。コトバンクによると、『無沙汰をわびるあいさつをする。久し振りに友情を温める。』という意味だそうです。今作は過去作キャラが集まる場面が多かったため隙あらばぶっこんできた気がします。でも、アガットが敵さんに対して使用していたため、正しい使い方をしていたとは思えません。

 

10位タイ  時間が惜しい 5回

時間が惜しい

物語後半で頻発しましたが、Ⅲに比べるとやはり少なくなっている気がします。時間をときと読むところがいらっとするポイント。

 

10位タイ  ああもう! 5回

ユウナがよく言うやつ。これは許してあげてもいいような気がしますが気になっちゃうので…。

 

10位タイ  意気やよし 5回

意気や良し

意気やよしを言うときのシーンって、だいたいセリフ自動送りっぽいんですよね。意気やよしキタ!ってスクショ撮ったらこうなっちゃいました。

 

9位  つくづく 14回

つくづく

つくづく

日常的に使う副詞ですから多少多くても仕方ない、と言いたいところですがそうはいきません。この単語は必ずと言っていいほどランキング上位の単語とコンビで出てきます。もはや日本ファルコム構文には欠かせない単語です。

 

8位  肚(腹)を括る 18回

腹を括る

肚を括る

 リィン、何回腹を括んねん。腹って言ったり肚って言ったりするあたりに浅さを感じます。

 

7位  見極める 21回

見極める

何を見極めてきたのでしょうか。私にはわかりませんでした。

 

6位  届くだの届かせるだの 26回

あれー、これもスクショなかった。

 

 

5位  成長した 48回

成長した

成長した

成長した

成長した

みんな成長期。言うほどキャラの成長を感じないのは私だけでしょうか。

 

4位  さすが、流石 146回

流石

流石を使った閃構文

これもつくづくと同様です。この単語が来たら構文の形になってないか疑いましょう。『流石に~すぎだろう』は頻出です。

 

いくらなんでもを使った構文

せっかくなので、似たような形の『いくらなんでも~すぎだろう』というのも一緒に覚えてしまいましょう。

 

3位  ~するとしよう系 184回

するとしよう

まどろっこしくないですかこの言い方。~しようでいいじゃない。

 

2位  ………ぁ………系 333回

……あ……

このテキストは全削除でいいと思います。いいこと言ったでしょ感を感じるんですよね…。そしてテンポの阻害になる。ボイスだけ収録って形がベスト。せめて…の数を減らしてほしいです。

 

1位  ~というか系 398回

閃Ⅳと言えばというか

閃Ⅳと言えばというか

閃Ⅳと言えばというか

閃Ⅳと言えばというか

閃Ⅳと言えばというか

閃Ⅳと言えばというか

閃Ⅳと言えばというか

閃Ⅳと言えばというか

閃Ⅳと言えばというか

2位以下を大きく離して堂々の1位です。398回って。ちゃんと色んな人に話しかけたら500回は行くんじゃないでしょうか。
正直これに比べたら2位以下はかわいいもんです。どこでも誰でも構わず使います。95%くらいのというかは削除しても問題ない。いや100%削除してもいいかもしれません。言い切りの形のほうがずっとしまって見えます。

これのせいでゲームの質がものすごく落ちて見えます。本当にもったいない…。次回作は是非改善してほしいですね。

 

というわけで閃の軌跡Ⅳ 気になるテキストランキングでした。